土工工事

私たちの毎日の暮らしを支える建築物や土木構造物は何気ない暮らしに気付かれないコンクリート打設技術がその一翼をになっています。
掘削工事（土工事）とは、地表面より下の構造をつくるために土を掘って別の場所に搬出する工事のことです。掘削工事が行わなければ地下の階層や基礎躯体など地面より下にあるものをつくることができないので、建築で掘削工事は必要不可欠とも言えます。

この工事を行う際、土留め工事や排水作業と同時に行われることが多いため、比較的、長期間の作業になります。
コンクリート打設には色々な工法がありますが、基本的には建物の基礎部分や壁部分に箱型の構造物を作り、その間にコンクリートを流し込み、コンクリートの持つ特性を利用して固まらせることです。
しかしその特性によりコンクリートは、水と混ぜたあと速やかに処理しなくてはなりません。また、場所によっては（高層建築や高速道路の橋部分、トラックの入れない山間部）通常のコンクリートミキサー車で、コンクリートを運べないことがあります。